広告がすごく効果を発揮した時代があって、その頃、僕たちは思いを込めた互いのアイディアをぶつけ合い議論を交わし、確かに眠る時間さえ惜しいと感じていた。きわめて熱く、熱さが伝播する様さえ手にとって見えたアナログの時代。マウスのクリック音と時おりのキーボードを叩く音。いつの頃から僕たちは会話することを止め、つまらぬ画像の合成や修正の技術ばかりを競うことになってしまったのだろう?きっと多分恐らく。その頃から広告は本来の効果を期待されぬ存在に成り下がり急速に熱を失っていった。でも本当にそうなのだろうか?たとえ完成度の低い稚拙な画像であったとしても伝えるエネルギーを持つ誌面。気持に気持を伝えるためのメッセージ。僕たちは、あらためてそんなものを信じてみようと思い、この期に及び、僕たち自身を知ってもらうためのこうしたサイトを立ち上げた。もしも偶然ここに立ち寄ったあなたやあなたの知り合いが、まだ見ぬユーザーに伝えたい何かを持っているなら。そして広告やカタログやPOPなど、そのためのクリエイティブを探しているなら、ぜひ一度、僕たちにコンタクトしてみて欲しい。
Gray Matter Inc.
株式会社グレイマターの社名は、ユナイテッド・テクノロジー社がウォール・ストリート・ジャーナル紙でシリーズ展開し、「アメリカの心」として話題を呼んだシリーズ広告"GRAY MATTER"にちなんで名づけています。
株式会社グレイマターの理念は、親密な信頼関係をベースに、クライアントとなる企業の広告宣伝部として活動することにあります。
そして企業の宣伝部として有効に機能するために、株式会社グレイマターは、母体としての組織を出来るだけ小さく保ちながら、十分に機能する有能なスタッフ、組織を身近に配する努力をしています。
これはスタッフを内部に抱えることによる不要なコストアップを避けるためと、大所帯になることで逆に宣伝部的機能を見失うことを懸念してのことです。
直接の担当者が仮に不在でも、スタッフ全員がプロジェクトやジョブの概略を把握し対応できる組織を理想としています。
ユニークで刺激的な発想と完成までのストレスのない進行。発注者にとっての究極の手離れの良さこそがグレイマターの仕事です。