広告がすごく効果を発揮した時代があって、その頃、僕たちは思いを込めた互いのアイディアをぶつけ合い議論を交わし、確かに眠る時間さえ惜しいと感じていた。きわめて熱く、熱さが伝播する様さえ手にとって見えたアナログの時代。マウスのクリック音と時おりのキーボードを叩く音。いつの頃から僕たちは会話することを止め、つまらぬ画像の合成や修正の技術ばかりを競うことになってしまったのだろう?きっと多分恐らく。その頃から広告は本来の効果を期待されぬ存在に成り下がり急速に熱を失っていった。でも本当にそうなのだろうか?たとえ完成度の低い稚拙な画像であったとしても伝えるエネルギーを持つ誌面。気持に気持を伝えるためのメッセージ。僕たちは、あらためてそんなものを信じてみようと思い、この期に及び、僕たち自身を知ってもらうためのこうしたサイトを立ち上げた。もしも偶然ここに立ち寄ったあなたやあなたの知り合いが、まだ見ぬユーザーに伝えたい何かを持っているなら。そして広告やカタログやPOPなど、そのためのクリエイティブを探しているなら、ぜひ一度、僕たちにコンタクトしてみて欲しい。